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【静岡市・焼津市・藤枝市・島田市新築コラムVol.35】一般住宅の3つの工法について③「2×4(ツー

2020.11.3 (tue) #家づくりコラム

こんにちは(。・ω・。)

静岡市・焼津市・藤枝市・島田市で新築一戸建て・注文住宅を建てるなら

ジャストラッキーハウスの西川です。

いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます。

 

「新築住宅を建てようかな?」という時期がきたら、モデルハウスまわりや新築住宅の完成見学会に参加されることでしょう。

そして、どこの工務店・ハウスメーカーがいいか検討します。

選ぶ業者・建てる業者によって、住宅そのものの建て方の工法が異なることはご存じでしょうか?

一般住宅は大きく分けて3つの工法があります。

建て方の工法にはそれぞれ、メリットデメリットがありますので、選ぶ上でも参考にしていただければと思います。

本日は前回の一般住宅の3つの工法について②「木造軸組(在来)工法」に引き続き、③「2×4(ツーバイフォー)工法」についてお話いたします。

 

2×4(ツーバイフォー)工法とは、2インチ×4インチの規格化された柱を枠組みとして、パネルで床や壁・屋根などを箱状に組み上げる建築法のことです。

木造軸組(在来)工法が柱や梁などで建物を支えるのに対して、2×4(ツーバイフォー)工法は【面】で建物を支えます。

それでは、2×4(ツーバイフォー)工法のメリットデメリットについてみていきます。

 

2×4(ツーバイフォー)工法のメリット

・安定した品質

用いられる角材の規格が統一されているだけでなく、釘の大きさや打ち込む間隔まで、様々なことが細かく決めらている。

・断熱性・気密性に優れている

パネルで囲む面構造なので隙間ができにくく、断熱・気密がとれやすい。

・耐震性に優れている

壁・床・屋根面からなる6面体は、外力が建物の”面”全体に分散してバランス良く受け止めることで高い強度を実現できる。

・火災保険が安い

地震に強く頑丈な構造で知られるツーバイフォー住宅は、実は火災時にも優れた耐火性を発揮するため、「省令準耐火構造」の認定が取得できる。そのため、木造軸組(在来)工法の住宅に比べ火災保険が大幅に安くなる。

・工期が短い

材料が規格化しシステム化されているため、木造軸組(在来)工法に比べ工期が短い。

 

2×4(ツーバイフォー)工法のデメリット

・間取り変更が難しい

壁によって支えられている工法のため、壁がそのまま構造となっている。そのため間取りの制限がある。そしてリフォームにおける間取りの変更が難しい。

・開口部を大きくしづらい

開口部を大きくするには、どうしても壁を大きく抜かなければならないので、2×4(ツーバイフォー)工法では構造の強度が低下してしまうことから注意が必要になる。

 

以上、3回にわたって一般住宅の3つの工法についてお伝えしました。

 

住宅づくりといっても、いろんな建て方の工法があります。

完成してしまえば、どの工法で建てたかわからなくなったりもしますが、それぞれに特徴があるのです。

住宅の工法には、「デメリットがない」というものはありません。

また、メリットのない工法もありません。

デメリットの部分であっても、メーカーや工務店の努力でカバーできる場合もあります。

 

まずは、検討中の工務店やハウスメーカーへ「メリット・デメリット」や「性能」について直球でお尋ねすることをおススメいたします。